2018年2月11日、「2018年春名古屋石フリマ」(東別院ホール3F)に行ってきました。ミネラルマルシェは参戦したことがありましたが、石フリマは初体験。業者さんが主体のマルシェよりもプロもアマチュアも同じ立ち位置で出店する石フリマの方がもしかすると鉱物デビュー戦には向いているかもしれません。 出店者とお客さんの距離が近く、わからないことも気軽に聞けました。石ファンが制作した同人誌、例えば「石の磨き方オンリー本」など商業ベースではなかなか手に入らないグッズも手に入るのも魅力です。

 

鉱物や石が好き(もしくは好きといわないまでも気になる)、アニメ「宝石の国」で石が気になり始めたけど、ニワカなので参入しにくいという場合、石フリマこそが入り口として最適なイベント。今後も浅草や名古屋で開催されるようです。

名古屋石フリマの出店者cute stoneさんがお店のマスコットとして飾っていたモグラに似た石。

遊びココロがイイッ!

 

なお「鉱物が好きだけど具体的な楽しみ方がわからない」という場合は、書籍で予習しておくという手もあります。

<具体的な鉱物趣味の楽しみ方の入門書として最適!フジイキョウコ『鉱物アソビ』>

この本の「結晶」「造形美」「極彩色」「透明感」「質感」「多様性」「内なる景色」「蛍光のマジック」「名前」「空想世界」「鉱物用語」の項目を読めば、鉱物の楽しみ方が一通りわかりますし、知識も初級から中級までイッキに飛び級できます。

 

 

私が石フリマでわかったことは、「どのような業界にもよくあるマウンティング(ベテランが初心者に対し、「そんなことも知らないのか」という態度で接すること)が無くて、石の世界は初心者にも優しいということです。

 

例えば、格闘ゲームに入門しようかと思うと「こんな技も出ないなんて…」とか「対戦マナーがなってない」とか「新参者なのに態度がデカイ」とか、まぁ色々あってだいたいのデビューは失敗します。他のマニア向けのジャンルもそういう「ムラの掟」みたいなものに縛られがちで、だんだん新参の数が減っていき、ジャンル自体が衰退していく運命を孕むことが多いです。しかし、鉱物マニアに限っては、それがありません。こちらが初心者だと言えば「そうなんだ!じゃあ、結晶か、ルース、どっちがいいの?」と聞いてくれますし、さらに「そもそもルースってなんですか」というど素人の質問をしてもきちんと説明してくれたりします。石マニアには心の広い人が多いです。このエピソードを日本石材工業新聞の編集長に話したところ「やはり、いつも悠久の時を経た石に接していると自ずと心が広くなるのでは…」という、なるほど納得な分析をしてくれました。石フリマ本番の「詳しいレポート」は日本石材工業新聞の本紙の連載をお読みいただくとして(ご希望の方は無料試読ができます)……ここでは「ネット上での石フリマ後の鉱物マニアの楽しみ方」を記します。

 

1)まずイベント名のハッシュタグをツイッターで検索します。(例えば「石フリマ戦利品」という名前のハッシュタグがあります)

2)そのハッシュタグを付けて、自分が石フリマで手に入れた石を並べて載せます。すると、それを見た他の石フリマ参戦者がコメントをくれたり、それがきっかけで相互フォローになれたりもします。

3)他の参戦者の石を見るのも楽しみ。イベントのベテラン参加者は手に入れた石の「魅せ方」を熟知していて、中にはライティングやカラーコーデを完璧に仕上げ、そこに小道具を加えて独自の世界観を構築している購入者もいるので圧倒されます。「眼福」の一言に尽きます。

また、「ああ、あの石はこの人の元に行ったんだ…よかったね」みたいな謎の感動を味わえたりして面白いです。

 

鉱物が気になる!石が気になる!アニメで気になり始めたけど初心者だから腰が引けてしまう!初めの一歩がなかなか踏み出せないアナタ!まずは石フリマに行きましょう。

私が石フリマで手に入れたもの。

「マラカイト✖クリソコラ」の共存鉱物(左) フローライト(下) 参加者全員サービスの人工水晶(右)