2022年2月9日 / 最終更新日 : 2022年2月9日 nihonnoishi 石コラム 石コラムVol.21 世界遺産 世界遺産になっている墓地があることをご存知でしょうか。といってもエジプトのピラミッドなどの古代遺跡のことではなく、前世紀に造成された近代的な墓地で、その墓地の名はスコーグスシュルコゴーデンといいます。 この墓地は、スウェ […]
2022年2月9日 / 最終更新日 : 2022年2月9日 nihonnoishi 石コラム 石コラムVol.20 墓と城 日本人は「三」で括るのが好きです。 「三本の指に入る」という表現にもそれは見られますが、天橋立、松島、安芸の宮島の「日本三景」をはじめ、偕楽園、兼六園、後楽園の「三名園」、名古屋城、姫路城、熊本城の「三名城」など、有名な […]
2021年8月15日 / 最終更新日 : 2021年8月15日 nihonnoishi 石コラム 石コラムVol.19 野面(のづら) 「よく磨かれた石」と「山から掘り出された野面石」とを比較して、たとえばヒラメの調理方法を思い浮かべてみると、前者がフランス料理のムニエル、後者が日本料理の刺身にたとえられるかもしれません。どちらもそれぞれの持ち味がありま […]
2021年6月9日 / 最終更新日 : 2021年6月9日 nihonnoishi 石コラム 石コラムVol.18 英文字の墓碑銘 墓石に彫刻する文字(墓碑銘)で一般的なものが家名です。洋型墓石であれば「○○家」、和型墓石であれば「○○家之墓」となります。主に書体は隷書、草書、行書、楷書の中から選ぶことになります。 しかしながら、最近の墓碑銘は多様化 […]
2021年1月20日 / 最終更新日 : 2022年2月9日 nihonnoishi 石コラム 石コラムVol.17 象嵌加工 墓石に文字以外の彫刻を施すことも珍しくありません。特に人気があるのは花の彫刻です。花の彫刻にもいろいろな技法があります。花の描線の部分を掘り込む線画彫刻もあれば、立体的に造形する浮き彫り(レリーフ)もあります。 花の彫刻 […]
2021年1月20日 / 最終更新日 : 2021年1月20日 nihonnoishi 石コラム 石コラムVol.16 墓と家 家の形をしたデザイン墓石を時折目にすることがあります。屋根があり、窓があり、扉があり、煙突もあったりする。そんな家の形をしたお墓を建てた人に話をうかがったことがあり、その人は「私の母はずっと借家住まいでしたので、お墓だけ […]
2021年1月20日 / 最終更新日 : 2021年1月20日 nihonnoishi 石コラム 石コラムVol.15 ドイツ語圏の墓石 ヨーロッパの墓石を写真などで見ると、彫刻のボリュームに圧倒されます。特にイタリアやフランスの墓石は、あたかも彫刻作品のように芸術性を感じさせるものが多く、石文化の質の高さに驚かされます。 日本における偉人のお墓を掲載した […]
2020年11月18日 / 最終更新日 : 2020年11月18日 nihonnoishi 石コラム 石コラムVol.14 石の色と模様 かつて墓石といえば白か黒の二者択一といえるほど、色味の選択肢は多くはなかったのですが、外国産の石材の普及などにより、さまざまな色の石材が使われるようになってきました。古い霊園を見た後で新しい霊園に足を踏み入れると、まるで […]
2020年10月6日 / 最終更新日 : 2020年11月18日 nihonnoishi 石コラム 石コラムVol.13 カロート カロート(納骨棺)は大切な遺骨を安置する場所であると同時に、石碑の重みを支える役割も担っています。外観上は見えない部分になりますが、お墓の中で最も重要な部分がカロートだといってもいいでしょう。 以前のカロートはコンクリー […]
2020年10月6日 / 最終更新日 : 2020年11月18日 nihonnoishi 石コラム 石コラムVol.12 ストゥーパ 日本のお墓の起源を考えていくと、インドを発祥の地とするストゥーパ(仏塔)にたどりつくことになります。 インドのストゥーパ(仏塔)は、その原初の形を保存しているとされる「サーンチーの大塔」に見られるように、半球形の形状でし […]